STRUCTURE 構造
信頼性を高めた基礎・構造
『パークハウス杉並高井戸』では、建物を支える地盤の調査や、コンクリートの強度や耐久性の試験を行うなど設計時、施工時を通じて厳しい品質管理が行われています。建物を支える基礎構造はもちろん、その他の設備や機器の耐久性など見えない部分の細やかな配慮がなされています。
綿密な地盤調査
敷地の地盤の形状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など、綿密に地盤の調査が行われています。そして、建物に対して最も適切な基礎方式が決定されています
エキスパンションジョイント
平面形状や立面形状が不整形な建物は、地震時に複雑な揺れ(ねじれ振動)が生じ、大きな損傷を受ける恐れがあります。これらを防止するため建物の構造体を複数の整形なブロックに分離し、建物どうしを繋ぐエキスパンションジョイントが設けられています。
直接基礎
建物を支える強固な地盤(支持層)が地表近くにあるため、杭を施工しない直接基礎方式が採用されています。建物の底部全体をコンクリートで固めて、支持層の地盤で支えています。
溶接閉鎖型フープ筋
柱の粘り強さを高めるために、柱部分の巻く鉄筋(帯筋)には継ぎ目を溶接した溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。
複層(ペア)ガラス
屋外の温度変化を室内に伝えにくくするため、窓に複層(ペア)ガラスが採用されています。2枚のガラスの間に空気層を設けることで断熱性に優れ、結露の発生を抑制することができます。
外壁
外壁のコンクリート厚は約180mmが確保されています。室内側には厚さ約25mmの断熱材と約9.5mmのプラスターボードが施工されているため断熱性が高められています。
二重床・二重天井
コンクリートスラブと床仕上げ材の間に空気層を設け、支持脚に防振ゴムを施して支える二重床と二重天井を採用し、将来のメンテナンスのしやすさに配慮されています。
※二重床システムは、メーカー各社により部材について材質・位置・形状・厚さ等及び吸音材の有無が異なります。また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
※二重床システムは、メーカー各社により部材について材質・位置・形状・厚さ等及び吸音材の有無が異なります。また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
耐久性
水セメント比
水セメント比とは、コンクリートを作る時のセメントに対して加える水の量の比のことです。コンクリートに含まれる水の比率が高いと、乾燥して固まった際の収縮が大きく、ひび割れが起きやすくなるため『パークハウス杉並高井戸』は、この水セメント比が50%以下に抑えられています。
かぶり厚
かぶり厚とは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。このかぶり厚が大きいほど、鉄筋は錆びにくく、耐久性が高くなります。さらに外壁にタイルを貼ることで、コンクリートが空気中の二酸化炭素と反応して中性化することを極力抑えることができます。
確かな品質管理
コンクリートは固まってしまえば品質の差は分かりません。さらに、建物が完成してしまえばタイルなどに覆われて見えなくなるので、設計時における建設現場での建物の品質管理が重要となります。確かな品質のコンクリートで建築するために、工事段階でも厳しくチェックする体制が整えられています。
圧縮強度試験
コンクリート技士による管理のもとで配合され、現場で打設されたコンクリートの一部をサンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、想定した以上の強度があるのか確認しています。
受入検査
工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず受入検査が行われます。これは、コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度などをチェックするもので、この検査で確認した後、ポンプ車に送られ、型枠に流し込まれています。
引っ張り試験
貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないように、接着力試験機で引っ張り検査を行ってチェックされています。
ひび割れを生じにくくする目地
外壁の伸縮を吸収するために要所に誘発目地を設け、その他の部分でのひび割れが生じにくくなっています。
コンクリートの外に断熱材
最上階の屋根部分は、最も過酷な気象条件にさらされているので、さまざまな工夫がなされています。まず室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように、コンクリート躯体で勾配を取り、アスファルトによる防水処理が行われています。さらに太陽熱の影響でコンクリートが熱膨張を起こし、ひび割れを起こすのを防ぐために外断熱(一部内断熱)処理が施されています。
共用給水管
飲料水の共用給水管には、鋼管の内側にビニールがライニングされている塩化ビニールライニング鋼管が採用されています。傷みやすい継ぎ目の部分にはコア内蔵防蝕継手という、鉄の部分がむき出しにならない部材を採用し、錆が出にくくなるように工夫されています。
排水立菅
住戸内の排水立菅は、耐久性に優れた硬質塩ライニング鋼管が採用されています。
※通気管、空調ドレン管、バルコニーの雨水管、スロップシンクの排水管等を除く
※通気管、空調ドレン管、バルコニーの雨水管、スロップシンクの排水管等を除く
住戸部の構造
A.床構造
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重床が採用されています。
※二重床システムについては、メーカー各社により、部材の材質・位置・形状・厚さ等が異なります。また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
※1:一部水周り(下げスラブ部分)のみ約250mm
※2:最下階床を除く
※二重床システムについては、メーカー各社により、部材の材質・位置・形状・厚さ等が異なります。また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
※1:一部水周り(下げスラブ部分)のみ約250mm
※2:最下階床を除く
B.天井構造
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重天井が採用されています。
C.戸境壁
コンクリートにビニールクロスが施されています。
D.外壁
コンクリートの室内側には断熱材とプラスターボードが施工されています。外側はタイルが貼られています。
E.洋室(1)の間仕切り壁
プラスターボードを上下階のスラブからスラブまで貼り込み、さらに一方のプラスターボードは二重貼りにされています。
F.水廻りの間仕切り壁
内側にグラスウールを入れ、プラスターボードを上下階のスラブからスラブまで施工しています。さらに一方のプラスターボードは二重貼りにされています。
G.開口部
バルコニーへの出入はサッシュ枠と室内床仕上げの段差が解消されています。
H.ガラス
ガラスの間に乾燥した空気の層などを設けた複層(ペア)ガラスが採用されています。
I.排水立菅
グラスウールと遮音シートで包んだ排水立菅が採用されています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、自走式駐車場の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
※掲載している画像、素材(テキストを含む)などの情報は、分譲当時、竣工時、または当サイト制作時に作成、撮影したものであり、実際とは異なる場合がございます。
※掲載している画像、素材などの情報の一部には、イメージが含まれており、実際とは異なる場合がございます。
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